2022年7月3日日曜日

ほめ方ひとつで、子どもは変わる

本当に久し振りの投稿です💦

私はお寺の住職でもありますが、保育園の副園長でもあります。
以下は、毎月、保護者の方にお配りしている「えんだより」の記事です。

《 ほめ方ひとつで、子どもは変わる 》
スタンフォード大学のキャロル・S・ドゥエック教授が、「失敗を恐れて、消極的に無難に対応してしまう人」と「何事にも前向きに取り組む、チャレンジ精神のある人」との違いは、子ども時代のほめられ方が大きく関係しているとした記事を読んだことがあります。

ドゥエック博士によると、ある学校のクラスの生徒を2グループに分け、片方は「結果」をほめ、片方は「努力」をほめたそうです。

すると「結果をほめたグループ」は、だんだんと失敗することや、自分がどう評価されているかを気にするようになり、その結果、取り組む課題も「失敗しにくい、簡単なもの」を選ぶようになったそうです。

それに対して「努力をほめたグループ」は、失敗はあまり気にせず、取り組む課題も「興味があるもの」「難しいもの」にチャレンジするようになったそうです。

ドゥエック博士は、「ほめ方」ひとつで、その子の性格、人生が大きく変わるので、次の四つのことに気をつけてほしいとのべていました。

※結果ではなく、努力をほめる。そして、失敗しても責めない。

※子どもが新たな目標を見つけることや、それにチャレンジすることを応援する。

※親は「努力しなさい」「がんばりなさい」というだけではダメ。どうすれば目標を達成できるのか、やり方などを、わかりやすく教える。

※時間をかける。せかしたりせず、待ってあげる。

私もそうですが、どうしても子どもの「○○ができた」「なんで○○ができないの」と結果を見てしまいがちです。子どもの「努力する過程」を大切にしたいものです。


2020年4月16日木曜日

コロナウイスによる気づき



今回の新型コロナウイルスで、あらためて「命」「生と死」「人と人の関係性」「人と物の関係性」「社会の在り方」など、様々なことについて考えさせられました。

僅か数ヶ月前に始まったコロナの発症が、ここまで世界中に広まり、多くの命を奪い、社会生活を混乱に貶めることになるとは……。

今は、とにかく感染拡大を食い止めること、そして、皆が助け合って、命を繋ぐことに全力を尽くす時ですが、私達一人一人が「命」について考えることも、とても大切なことだと思います。

おそらく、今回の感染拡大が終息したとしても、「新たなウイルス感染」「自然災害」「経済格差による対立」「人種間の対立」など、新たな課題、困難が起こってくると思います。

その時、様々な対応、変革が迫られるとは思いますが、いずれも根本にあるのは「命」、「生と死」ということです。
その「命」への気づき、思いの深まりがなければ、表面的な問題解決はできても、また、「過ち」「対立」を繰り返してしまうと思います。

「社会構造、制度などの変革」と「私達一人一人の変革(気づき)」、これは車の両輪のようなもので、どちらも大切で、どちらが欠けてもいけません。

私も僧侶として、仏教に基づいた「命」「生と死」などの学びや共有の場を持ちたいと考りおります。

2019年5月25日土曜日

6/8 お盆のお供物作り ワークショップ

お盆をお迎えするにあたり、仏様、ご先祖様へのお供物(お華束・おけそく)を作るワークショップを開催いたします。
今回は福智町の「楽心堂 本舗」さんにご協力をいただき、砂糖と米粉で作る「落雁」で、画像のお供物を作ります。

《日時》

6月8日(土曜)午後1時~午後3時頃

《場所》

善来寺(桂川町土居1080-2
電話0948-65-1223
http://zenraiji.sakura.ne.jp/

《講師》

楽心堂 本舗 様(田川郡福智町金田946)
http://www.rakushindo.jp/

《お供え物》

※やぐるま・極小(落雁) 1対(2本)
※お仏壇にお供えするサイズです。

《参加費》

3,300円

《定員》

12名様
《申込み方法》

善来寺まで電話にてお申込みください。

《その他》

※当日キャンセルの場合は、参加費をいただく場合がございますので、ご了承ください。
※落雁は、事前に楽心堂さんで作ってこられた物を使用いたします。




2019年1月20日日曜日

2/2 筑豊哲学カフェ「あまだれ」 テーマは「生と死」

日々の生活の中で「プラス思考」「ポジティブシンキング」という言葉をよく耳にするようになりました。
この厳しい社会では、そのような思考でいかないと乗り切れない、生きていけない側面があります。

しかし、「プラスに!」「ポジティブに!」「前向きに!」という言葉を聞けば聞くほど、自分の都合の悪いことに蓋をして、逃げているだけのように思えてなりません。
自分のネガティブな面もこの私の大切な一面です。
辛いことではありますが、それに向き合い、それも大事にしてこそ、本当の人生の歩みができるのではないでしょうか。

「死」についても同様です。
私達は「死」を遠ざけ、見ないように、触れないように日々過ごしています。
「死」を遠ざけたら「死」が来なくなるわけではないのに

ドイツの哲学者ハイデッガーは

「人は いつか必ず死ぬ」
ということを
思い知らなければ
生きているということを
実感することもできない
        
という言葉を残しています。

今回は、この「生と死」をテーマとしてに、岸本×太さん、成本麻衣子さん、溝口治夫の三人が、生物学的、民俗学的、宗教的、いろんな側面から「死」について語っていこうと思います。
ご興味のあるかたはのイベントページに申込方法等、詳細が掲載されておりますのでご覧ください。

https://www.facebook.com/events/2288970087788239/

皆様のご参加をお待ち申しあげております(^^)


2018年10月16日火曜日

サントゥールコンサートwithタブラ

Indian classical music(インド古典音楽)
安藤真也(サントゥール奏者)
原口順(タブラ奏者)

日時
2017年10月15日(日曜)
1300開場 1400開演 1600終演

会場
善来寺(ぜんらいじ)
・福岡県嘉穂郡桂川町土居1080-2
・駐車場有り

チケット
・前売り2,000円 当日2,500
・前売り&お問合せは善来寺まで(0948-65-1223

Indian classical musicとは
紀元前1000年頃のバラモン教の讃歌(サーマヴェダ)が始まりと言われています。サーマヴェダは、日本の仏教の声明に影響を及ぼしています。15世紀には、インドを統一していたムガール帝国の建立により、ムスリム、ヒンドウー文化が融合し、王族が奨励することにより、宮廷音楽(クラシック)として開花し、芸術として発展し続けます。特徴は、ラーガ(旋律)の数が1000を超えるとあり、演奏する季節や時間帯によって決められています。そして、リズムサイクルのターラは、お経の様に螺旋状に上昇していきます。

サントウールとは
台形中が空洞の木のボディに載せた31駒上に241組みで張られた91本のスチール弦を木のバチで叩いて演奏する打弦楽器。シルクロードを西に伝わりピアノとなる。

タブラとは
山羊の皮を張った高音(木)と低音(銅)の2つの太鼓を指と手の平で演奏。表面に鉄粉と米を練ったスヤヒという部分が有る事でタブラ独特の音色が出る。叩く場所により多彩な音色や音階をも表現。



2018年7月11日水曜日

YOGA×CURRY×Crystal&Singing Bowl

7/15(日)善来寺にて

曼荼羅ヨガ×カレー×クリスタルボウル&シンギングボウル

【場所】
福岡県嘉穂郡桂川町土居1080-2

【内容】
10:00〜 曼荼羅ヨガ《AKISACHIE
お昼 カレー《奥田 達郎》
午後 クリスタルボウル&シンギングボウル《山本香苗&安達慎一郎》

内容の詳細は↓イベントページをご覧ください。
なお、一日通しての参加は難しい方は、ヨガのみ、カレーのみ、クリスタルボウル&シンギングボウルのみの参加も可能です。

https://www.facebook.com/events/1214021498735471/


2018年3月24日土曜日

善来寺《法話&写経》 (^人^)


4月より毎月、第一木曜の午後630分から《法話&写経》を実施いたします。
写経が初めての方でも大丈夫です(^^)
また、法話のみ、写経のみのご参加でも大丈夫です。
皆様のご参加をお待ち申しあげております。

《日時》
毎月 第一 木曜日に実施します。

【法話:定員なし】
午後6時30分~ 
 
【写経:定員12名様】
午後7時00分~8時30分頃

※法話のみ、写経のみのご参加でも結構です。午後6時30分~午後8時30分の間で、ご都合の良い時間に、自由にお越しください。

※写経は終えられた方から順次、お帰りいただいて結構です。ご都合により、途中でお帰りになっても結構です。

《場所》
浄土真宗本願寺派 善来寺
住所:桂川町土居1080-2
連絡先:善来寺0948-65-1223

《講師》
善来寺副住職 溝口治夫

《参加費》無料

《申込み方法》
お電話にてご連絡をいただけると助かります(^^)
法話は定員はありませんが、写経は事前申し込みの方(定員12名様)を優先させていただきます。
定員に至らない場合は、当日、飛び入りでも大丈夫です。

《内容》
・必要なものは全て用意しておりますので、手ぶらでお越しください。
・服装なども普段着で結構です。
・写経は、あらかじめ用紙に薄くお経の文字が印刷されておりますので、それを筆ペンでなぞっていただくやり方と、手本を横に置いて、自分で書いていく やり方の二つがあります。お好きな方法をお選びください。